こんにちは、マサヤです。
洗車シリーズ第4段目は、「黒色のクルマにコーティングするなら、どれを選べばいい?」です。
クルマの人気カラーランキングTOP3はずーと、白・黒・シルバーです。
王道の「白」、汚れが目立たない「シルバー」、カッコいいが汚れとキズが目立つ「黒色」
一度は黒色の車に憧れて乗ったことあると思います。汚れが目立って一度はシルバー色を考えたこともあるでしょう。
汚れやすいの分かってても、やっぱり黒色のクルマはカッコいいから次も黒を検討します。
だって、アルベルなら黒、VIP系なら黒、SUVなら黒、黒じゃなきゃダメってクルマいっぱいあります。また、黒の似合うクルマはサイズがでかい車種が多いです。
そこで、ガソリンスタンドでコーティング施工3年経験した私が今回の本題、黒色のクルマにオススメするコーティングを解説していきます。
【悲報】水玉の脅威、撥水は黒色のクルマに大敵
結論から言うと、黒色のクルマは撥水力が強ければ強いほどシミの原因になります。
まずシミですが、人間と一緒でシミは基本取れません。
「え!撥水はだめなの!」と思いませんか?よく見る撥水洗車が世の中に溢れてますが、黒色のクルマには最悪なのです。
なんてこった。撥水はワックス・コーティングそのものになってるのに。
シミの原因の撥水洗車!なにが原因?
原因は二つです。水玉と黒です、中学生の時に黒い紙に虫メガデで光を集めて焼いたことありませんか?水玉が虫メガネで黒い紙がボディです。水分が蒸発して残った物質シリカが塗装に付着して「シミ」になるんです。
「シミ」の汚れを取るには、今のところ削るしか方法はありません。
削るので塗装にもリスクがあります。削る作業はプロがする何種類ものコンパウンド使って磨く「鏡面加工」が必要になりますが予算は10万円〜で高額です。
付いたら取るのは基本は無理と思っていてください。
詳しくは「クルマのコーティング【元従業員がぶっちゃけ】本当に必要ですか?」でどうぞ。
どんな種類のコーティングがオススメ?
現段階のコーティングは大きく分けて「ガラス系」と「ポリマー系」の2種類あります。
結論は本題の黒色のクルマにコーティングするなら「ポリマー系」です。
巷のコーティングのアピールは「○年耐久です」
昨今は耐久力に特化したことによって、ガラス系が注目を集めています。
ガラス系の一番の特徴は耐久力ですが、水との相性は良すぎて付着しやすい性質があります。銭湯のガラス・鏡でよく目にするウロコ状のシミが代表的です。
シミが付きやすくなることは隠されて耐久力を宣伝して単価アップを目指す小売店が現状です。
黒色のクルマでガラス系を勧められたら断りましょう。
コーティングするなら「ポリマー系」が良い理由。
クルマをキレイに保つためにはメンテナンスが一番重要です。
ポリマー系コーティングは6ヶ月以上持たなくて撥水力が弱めです。
6ヶ月以上保たないから、半年に1回はコーティング施工が必要になる。
年2回以上のポリマー系コーティング施工でシミを防ぐことが可能。
ポリマー系は油脂系なので施工するとキレイに光り輝いて満足度もイイです。
撥水力も弱めで転がる程の水玉にならない。
水玉が自然の虫メガネに替わってしまって光を集めて黒い塗装を焼くリスクも低減されます。
「結論」黒色のクルマは一択で3〜6ヶ月に一度ポリマー系のコーティング施工でシミを防ぐ。ガラス系は絶対にしない。
コーティングしたらメンテナンスフリーは神話です。