こんにちは、勉強で得たことをアウトプットするマサヤです。
「投資」の言葉をいろいろなところで聞くようになってきましたね。
今回のテーマは「キャッシュフロー(C/S)の基本」です。
私は株式投資で銘柄選びを指数が良ければ後は、ランキングからで選んでました。
企業の業績も財務も何も確認せずに有名だから・人気だからだけで選んでました。
キャッシュフロー(C/S)を知らずに投資するのは、目をとじて橋を歩くのと変わらないくらい危険な行為です。
キャッシュフロー(C/S)を理解できれば、企業の状態がわかり易くなり投資判断の材料の一つなります。銘柄選びに必ず役立ちます。
はじめは難しいと思ってたんだけど意外と簡単でした。私が学んだキャッシュフロー(C/S)のポイントを、サクッと解説します。
結論:キャッシュフローのプラスマイナスで企業の状況が見えてくる。
<営業キャッシュフロー>
プラス=本業で現金増える、マイナス=本業で現金減る
<投資キャッシュフロー>
プラス=資産を売却、マイナス=資産を購入
<財務キャッシュフロー>
プラス=資金を借入、マイナス=資金の返済
キャッシュフロー(C/S)には3種類ある。
会社のお金の出入りがわかるのが、キャッシュフローです。
英語ではCash Flow Satatementです。
簡単です、会社の現金の入出金がわかる計算書です。
株式投資で必要なのは基本3つあります。
営業キャッシュフロー
営業キャッシュフローで示すのは、本業で現金がどれだけ増えたか減ったかです。
増えていれば配当の増配・投資など企業が順調なのがわかります。
コロナ禍で2019年度は減っていても、前後は増え続けている企業が多いです。
そのなかでもハイテク系はコロナ禍で急成長した企業
GAFAを先頭にNetflix・zoomなど巣篭もり需要で成長した企業もいっぱいありますね。
ほかには、期待が大きい企業の営業キャッシュフローの伸びは凄いです。
テスラとか一度調べてみて。
2020年度で営業キャッシュフローが減るのはコロナ禍からの復活の遅れです。
減っていれば配当の減配・資産の売却など企業の後退を感じます。
減っている企業は投資対象としては選ぶのが難しいでしょう。
営業キャッシュフローが増えていることが投資の大事な判断の一つになります。
利益の赤字・黒字より重要視される場合もあるぐらいに大事なポイントです。
投資キャッシュフロー
本業で稼いだ現金でどれだけ投資したかです。
稼いだ現金で支払うので、表記は基本マイナスとなります。
事業拡大を目指して株式・設備投資などの現れで投資判断の一つになります。
逆に投資キャッシュフローがプラスの場合は資産の売却です。
事業縮小していくパターンで、衰退傾向の企業に多いです。
イヤなパターンは、営業キャッシュフローがマイナスで投資キャッシュフローがプラスです。
赤字を埋めるために資産売却でピンチな状態です。
財務キャッシュフロー
企業の現金調達です、表記は簡単です。
銀行から借りた・株が買われたら現金が増えるのでプラスです。
上場したばかりは、株が買われてものすごく増えてます。
現金預金が減ったらマイナスです。
返済したらマイナスです。
±どちらが良いのかは営業キャッシュフローと投資キャッシュフローに関係します。
状況 | 営業C/S | 投資C/S | 財務C/S | 動向説明 |
---|---|---|---|---|
安定 | ➕ | ➖ | ➖ | 本業で現金増、事業拡大の投資して、借入金の返済。 |
積極 | ➕ | ➖ | ➕ | 本業で現金増、事業拡大の投資、投資不足分を借入。 |
縮小 | ➕ | ➕ | ➖ | 本業で現金増、資産売却して、借入金の返済。 |
衰退 | ➖ | ➕ | ➖ | 本業で現金減、資産売却して、借入金の返済。 |
勝負 | ➖ | ➖ | ➕ | 本業で現金減、事業拡大の投資、投資不足分を借入。 |
救済 | ➖ | ➕ | ➕ | 本業の現金減、資産売却、資金の借入。 |
まとめ
今回はキャッシュフローのプラスマイナスになる要因を簡単に説明しました。
大雑把かも知れませんが、深く考えると難しくなります。
最初は3つのキャッシュフローを見て株価推移を観察してみましょう。