こんにちは、マサヤです。
前回の記事「【元プロが選ぶ】自分でする手洗い洗車の道具を紹介!選んだ道具は?」で答えました。
今回はその続き。クルマの頑固な汚れの落とし方法?を話していこうと思います。
- 黒いスジが落ちない。
- ボディ表面がザラザラしてる。
- 新車の頃と比べて艶がない。
クルマ洗ってるとこういう悩み、よくありませんか。洗っても艶がなくピカピカにならず、クルマ洗うことが億劫になる…
キレイに出来ないなら、愛車を大事にする気持ちが薄れるのが大半。
そこで、ガソリンスタンドで3年経験した私がクルマの汚れ落とし剤と使用方法を話していきます。
自宅で簡単にできる汚れ別の洗剤と使用方法。
洗車の汚れ落としの順番は以下が基本です。
- シャンプー(中性洗剤)で洗ってホコリを落とす「【元プロが選ぶ】自分でする手洗い洗車の道具を紹介!選んだ道具は?」
- 鉄粉などの異物を落とす
- 油脂類のWAXなどを落とす
2番目から説明していきます。
俗に言う鉄粉の除去。
鉄粉?ボディに付着する鉄の塊。
<原因は主に2つ>
- 線路・鉄鋼工場付近の環境はボンネット・屋根に多く付着します、あまり錆びませんが触れると硬いザラザラです。
- 融雪装置(井水に鉄分を多く含む地域)の環境で側面に多く付着します、放って置くと付着した鉄粉がサビて茶色になります。
除去には今まではコンパウンドが混ざった「粘土」を使用していました、ドア一枚除去するのにヒドイ時は10〜20分要し大変でした(側面一周で1時間以上)。
しかし時代は進み粘土は古くなりました、グローブ式のゴム「ウオッシュミット」で頑固な鉄粉も楽勝です、簡単に除去できます。1パネル1分で簡単に出来ます。嫌なニオイもありません。
<使用方法>
- ①ボディをシャンプーで洗った後に、ボディが濡れた状態でグローブで軽く撫でるように擦る。
- ②最後にシャンプーでもう一度洗車して終わり。
注意点は、ボディが濡れている状態で作業を心がける。レンズ類には使用しない。
粘土を超えた!「ウオッシュミット」と水だけで簡単に早く鉄粉が取れちゃいます。今までのクサイ液と粘土の作業は過去のモノになりました。
古いWAX・撥水剤の落とし
ズバリおすすめはキーパー技研さんの「爆白」です。
こちらは、一番気にするキズの原因になるんじゃないか?不安だと思いますが超簡単に使用できてリスクも全然ありません。私が現役で使用してた時にキズがついたこと一度もありません。
<使用方法>
- ①ボディをシャンプーで洗ったあとに、ボディが濡れた状態でスポンジにアルファベット「V」描く程度にケミカルを塗布して、ボディ1パネルに隙間なく塗り広げます。
- ②塗って1分経過してから、塗布したスポンジに水を含ませて(洗わなくて良い)タテヨコ3回擦って繰り返す。擦るときの力加減は「強すぎない」を意識するぐらいが丁度良いです。汚れがヒドイ場合は多めに擦ればいい。
- ③最後に水をかけシャンプーでケミカル「爆白」を洗い流す。
プロ使用はスゴいです、大半の頑固なWAXはマジで除去できます。万が一汚れが残る場合は②でスポンジの代わりにキメが細かいマイクロファイバータオルで擦ってください。私の経験で一番酷かっても②工程を3回でキレイになりました。
色によっては爆白施工でボディにムラがでます、私の経験では経年車のホンダ・日産・スズキが多いイメージです。対処法は次の艶出し剤で解決出来ます。
艶出し剤
艶出し剤はいろいろ市販されてますが、プロ仕様で簡単に使えるキーパー技研さんの「ファイナル1」がおすすめです。艶出しが良いのは当然だが、一番の特徴は傷が付きにくく繰り返すごとに艶が増す。またガラス系WAXと違って水シミの心配が少ないので濃紺車にも使える。カルバナ系のWAXは1ヶ月持続で短い、ポリマー系の「ファイナル1」は3ヶ月(車庫なら6ヶ月)は最低持続する。塗り方は慣れるまで難しいが、それ以上のメリットはある。
<使用方法>
- ①ボディの古いWAX・撥水剤などを落とした後に、ボディを濡れた状態にする。スポンジにたっぷり水を拭くました後に手のひらで絞り、ケミカルをアルファベット「V」を描くように塗布する。
- ②ケミカルを塗布したスポンジでボディ1パネルに隙間なく塗り広げる。次に、ボディの水分を吸収したスポンジを①同様に絞る。次に絞ったスポンジでタテヨコで塗り込む感じで擦りこむ、この時強い力はいらないが、汚れなどがある場合は少し強めに擦ると汚れが落ちる(スポンジ黒くなる)。
- ③スポンジのケミカルを塗布してない面を使って、ボディ1パネルを撫でるように拭き取る。
- ④最後にマイクロファイバータオルで拭き取って完成。
施工方法は3工程、塗り広げ・擦り込み・拭き取りで多少面倒だが仕上がりは満足できるはずです。
柔らかい艶を発してキレイな仕上がりになります。
汚れ落としで注意すべき1つ
<水分を保つ>
水分があると傷を防ぐことが出来ます、スポンジとボディの間の水分がリスクを低減してくれてます。
ハイリスクの乾いた状態では汚れ落ちは強いが埃などがスポンジとボディの間に入ってキズの原因になることがあります。例が、乾いた状態でカルバナ系固形WAXを塗り込んで円形のキズがつくパターンですね。埃のない密室で施工できるのならばリスクも少ないんだけど、密室なんてないわな。
洗車全般する時は水分を保つために、天候晴れの日を避けて曇りもしくは雨の時にしましょう。
安心してください、水分さえあればキズがつくリスクは低減されます。
まとめ:ケミカル選びと使用方法で簡単にできる。
洗車する時は天候は曇りもしくは雨の日にする。
水を使わないケミカルは避けてキズのリスクから離れましょう、洗車は水が一番大事です。
キレイをクルマで幸せを。