【レビュー】1シーズン使用した『スカルパZGトレックGTX』の本音

登山

こんにちは、マサヤです。

初めて買う『トレッキングシューズ』どう選びます?

私は店員さんに勧められて『スカルパZGトレックGTX』を選びました、決めてはデザインとフィット感でした。(予算もあるけど)

『スカルパZGトレックGTX』を履いて1シーズン(月3〜4回)登山しました。山は標高によって樹林帯・岩稜帯などシュチュエーションは様々です、しかも前日の雨で滑りやすくなっていたり、積雪50センチ以上のシュチュエーションもあったりトレッキングシューズに求められる能力は多岐にわたります。

私の体験をもとに、おすすめ出来るシュチュエーションを解説します。

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スカルパZGトレックGTXの特徴

基本情報

  • 表地 耐水スエード
  • ソール ビブラム・サリックストレック
  • カラー チタニウム・オタニオ
  • ライニング ゴアテックス
  • 重量(片足) 625g

耐水スエードって

 『スエード』って汚れたらキレイにするの大変そうに思わないですか。

 初めてのトレッキングシューズで一番ビックリしたのが生地です。泥んこになっても、表面が乾いたらサッと拭くだけでキレイになる、凄かったのは積雪の中歩いた後に雪でキレイに汚れが落ちてました。

ビブラムのソールって

 トレッキングシューズで1番有名なソール、濡れた岩でも滑りません。履いていると意識しなくてもスニーカーで街を歩くように登山道を歩けます。お店では店員がとにかく滑らないソールと言ってきますが、ソールが泥などで詰まった状態だと滑ります。

歩き方も重要で、下山で姿勢が前のめりで歩行していれば滑らないがバテて後ろのめりになると簡単に滑ります。

ゴアテックスって

 防水透湿生地の最強ブランド、特に防水性能は他の追従を許さない

 『スエード生地が防水?』購入するときは信用していませんでした、4時間も雪の中をラッセルしながら登山しても靴下が濡れてなかった時に惚れ込みました、しかも蒸れてもいませんから。さっきも書きましたが雪で生地の汚れは落ちても濡れない。

重量(片足)625gって

 adidasスタンスミスが300gぐらいです、普通のスニーカーの2倍程度ですので『重い』と感じることはないでしょう。冬モデルのゴツゴツした軽量モデルでもスニーカーの3倍の重さ900g程度もあるので、如何に重くないかわかると思います。

2種類のカラー

 カラーが選べるトレッキングシューズは実は少数なんです。グレー地でアクセントカラーがブルーの『チタニウム』と、シアン青色の暗い色合い地でアクセントカラーがライトグリーン『オタニオ』から選べます。

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スカルパZGトレックGTXのレビュー

ZGトレックGTXに6本アイゼン装着

ずっと履き続けても蒸れない。

 10回以上登山で使用して1番気に入ってるのは蒸れないことです。夏にロング8時間歩き続けたあとに靴を脱いでもサラッとして快適でした。もちろん雨天や降雪の時も快適です。(靴下:ダーンタフ)

最高のフット感 

 もう一つはフィット感です。ショップで試着したときに『なにこれ!自分専用!?』って思わせてくれました、なので靴擦れの心配もなく履き始めから今も変わりません。

 注意してください!幅広の足には窮屈だと思います。ショップでは必ず足のサイズを縦と横を測ってもらいましょう。客観的に自分の足が幅広かハッキリしますよ。

8時間の行動も余裕

 わたしはザック26Lとサコッシュ装備で標高2500m(標高差1600m)距離13キロを行動8時間で登った時も、足裏が痛くもなく違和感もなく大丈夫でした

人によってはテント泊でも可だと思いますが2泊以上の長期間は40L以上を担ぐことになりますから、ソールの硬いシューズで地面からの圧力を軽減したほうが歩けると思います。

残雪期は標高1500mまで

 コバがないので12本アイゼン取り付けが前後バンドタイプになる、バントタイプのアイゼンはどうしても若干ガタつきますので残雪期の『蹴るとき』が必要なアイス面では不安が残ります。標高2000m以上の雪の積もった登山には向かないです。標高1500mまでの傾斜が緩い雪の積もった登山道なら『蹴ることもない』のでツボ足とバントタイプの軽アイゼン(4本〜6本)を駆使すれば大体の山は登れます。

スピードハイクには向かない。

 登りのときは頼もしいですが、やはりミドルカットです下山の時は疲れで重く感じます。スピードを重視するなら、ある程度経験を積んだ後に軽量なトレランシューズを検討しましょう。わたしも日帰り晴天専用のトレランシューズを検索中です。

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まとめ

ど定番の、滑りを抑える『ビブラムソール』&防水透湿の最強生地『ゴアテックス』を装備したフィット感が抜群のトレッキングシューズ。シュチュエーションは、雪のない標高3000mまで使えて、冬季・残雪期は標高1500まで対応する3シーズンモデル。

初めて買うトレッキングシューズとしておすすめ出来ます。

では、また。