こんにちは、マサヤです。
今日はお家の内装、壁について漆喰がオススメな理由です。
内装の壁で一般的なのはクロスです、いろいろなカラー・デザインを選べるのが特徴です。
しかし、見たことあると思うけどクロス壁はつなぎ目から剥がれ易いです。また、年数と共に色褪せしやすいのもネックでしょう。
そこで、紹介する漆喰は色あせることがない素材です。ヨーロッパの城の壁を思い浮かべてください、ずっと白いキレイな壁ですよね。
ジブリ世界の雰囲気に憧れた私、マイホームを洋風漆喰にした体験を紹介します。
漆喰のメリット
なんといっても高級感がある。
一番の効果はもちろん高級感です、立体感のある壁はヨーロッパ風に感じれて自己満足できます。
塗り方によって雰囲気を変えることが出来て面白いのが醍醐味です。特にコテ波の残す量で雰囲気を大きく変えることが出来ます、メインの壁にはコテ波を多く残すことで存在感ある壁にできます。
左官屋さんとイメージをしっかり話し合って壁面ごとに調整するといいでしょう。
漆喰はとにかく汚れません。
むかし、麦茶こぼして茶色になって焦った、漆喰は塗り壁だから拭いても無駄。しかし時間が立つと白く戻った。
実は私も家を建てる前からずっと半信半疑でしたが、本当に浄化して白くなります。
湿度調整してくれる。
漆喰は湿度調整をしてくれると聞きます、湿度が高くなると吸収して調整してくれます。
実際住んでみた感想は、比較できるシチュエーションがなく実感はできないけど、気にするとジメジメした感じはないかもしれません。
クロスと違ってつなぎ目がない。
我が家は予算を抑える目的で天井のみクロスにして、側面の壁はなるべく漆喰を採用した。
10年以上経った今も上面・側面のつなぎ目は新築のままです。もちろん側面の塗り壁はつなぎ目がないので新築のままです。
漆喰を壁に塗るデメリット
出入口の角に漆喰は向かない。
とにかく角はもろい、通る時に体は当たらないがカバンが当たったりする、当たると壁が砕ける。
玄関の次のメイン扉は特に危険、カバンなど持って通ることが多く接触が多い場所。
表面は丈夫でぶつかっても崩れることの心配は少ないが、角は重いもので衝突すると簡単に砕ける。
カバンなどを持って出入りが多い場所は漆喰は向かない。
画鋲を挿せない。
針を挿せない、カレンダーとか張り付けたい時に困る。
クロスのように小さい穴ぐらいなら気にならないかもだが、漆喰は挿すと周りが砕けてしまって、挿し直しができない。
貼り物はどうしても必要になります、部屋の4面のうち1箇所は漆喰以外の材質(木材、クロスなど)にして張り物をまとめると良い。
色はホワイト色の一択
漆喰の元はホワイト色です。
色を変える場合は顔料を混ぜます、同じ色を何度も作るのは非常に難しいです。
室内の場所によっては漆喰は崩れて塗り直しすることがあります、カラー色では同じ色に合わせて作るのは難しくムラになります。
外壁には向かない。
白の漆喰は地中海を思い浮かべるほどの青い空に映える、キレイな白さです。
家の外壁で一番汚れやすいのはドアサッシ周りです。(白い車のドアミラー下と同じ)
黒いゴムの汚れが雨でシタって外壁を汚します。漆喰は吸収しやすい材質ですので黒いゴムを吸収します、晴れは長くは続きません、次の降雨でまた吸収して浄化が追いつきません。
汚れがつかないところは新築の時と一緒でキレイですが、汚れが付くところはずっと汚れています。
まとめ
漆喰のメリット・デメリットがわかったと思います。
- ペーパーなど貼り付ける壁面を想定して、少なくとも1面は木材などを取り入れましょう。
- 出入口周辺は木材などにして、塗り壁以外にしましょう。
- 水回りは漆喰以外の防水に強い素材を採用しましょう。
場所によって壁質を変化させて、漆喰の特徴活かした「マイホーム・マイルーム」をつくりましょう。